メンテナンス。

さて、宣言どおりとりあえずKLEIN Karmaを某オークションに出品いたしました。

これこそめぐり合いの自転車だったのですが、KHS F20-Rを購入してからまったく乗らなくなってしまいました…。

乗っていただける方にお譲りしたく！

とりあえず、きっとコレ乗車できる状態で現存する貴重なKLEIN Karmaではないか、と思うのですが…！

TREK社に吸収される前のKLEINを語ると熱くなります。

そんなに詳しい訳ではないですし、オールドクラインを愛している人から見れば、mantraだってもうKLEINじゃないかもしれないですが…。

それでも、それでも言わせてください！

TREK傘下のKLEINはKLEINじゃないやい！！（涙）

そんな訳で、出品する際にちょっとでもキレイにしようとメンテナンスをしていました。

▼コチラ。

お手ごろな値段ですべてが揃うケミカル界の雄「フィニッシュライン」


使ったのは、ディグリーザー 、テフロンポリッシュ 、ロード "チェーン用潤滑剤"です。

フィニッシュラインのモノは塗装面や樹脂を傷めないのが特徴です。めちゃめちゃキレイになりますし。

チェーンクリーナーにディグリーザーを入れて、グルグルをチェーンを回転させます。クランクは逆回転です。クリーナーの中のブラシがコマの間の汚れをガンガン落としてくれるので、ディグリーザーがすぐに真っ黒になりました。

どんだけ…。

余分なディグリーザーをふき取り、しばらく放置します。その間にテフロンポリッシュで磨けるトコロを磨きます。

ツヤツヤになりましたが、ちょっと擦って落ちない汚れもありました。そこはソレ、歴史と言う事でヒトツ！（すいませ…）

最後にロード "チェーン用潤滑剤"を付けて終了。

Karmaとmantra両方ともやりました。Karmaはパールが入った塗装なので、よりキラキラしくなりました。

mantraのグロスブラックはよりツヤツヤしく、深いブラックに…。

手放したくなーい！（ホンネ）

磨いているうちに思い出がよみがえってきます。

「Karmaで朝、砂丘まで走ったよなあ…」
「貫徹の後、Karmaでフラフラ帰ったなあ…がんばれって空耳も聞いたなあ…」
「イライラした時もKarmaのエラストマーの優しさに癒されたなあ…」
「mantraが実は自転車にはまるキッカケだったよなあ…」
「mantraのリアサスペンションのグリップ感はたまらなかったなあ…」

などなど…！

実質KLEIN社が消滅した今では、どちらも希少モデル。ぜひとも新しいオーナーさんのところ（まだまだ未定）でかわいがっていただきたい、と思います。飾っておくよりも乗ってこその自転車です！ガシガシ乗ってください！

細かいトコロは汚れているし、キズもありますが。素体は良いフレーム。致命傷などありません。

どちらもシェハリス工場生産品！正真正銘本物のKLEIN。カスタムすれば、最新機材にだって負けません！

サイズさえ合っていれば手元に置いておきたいのですが…（未練がましく）

うっかり涙が出そうです。こんなに愛する自転車はもうきっとないです（笑）
こんな重い思いが詰まった自転車ですが、よろしくお願いします（ペコリ）

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